ラストばい!

QURURI2005-11-28

今日で最後のバイト。
いつも通りの7時出。
友達6人わざわざ来てくれて、俺の最後の晴れ舞台を見に来てくれた。
めっっっっっちゃ嬉しかったばい。
デジカメ渡してパシャパシャ撮ってもらったし、かなり思い出に残ったよ。
ただ、ずっと浮遊感があった。
3年と2ヶ月程働いたけど、全部を思い出そうと必死になっとった。



思い起こせば大学1年の夏休み明け。
ポストの中を開けたら、近くにできたカレー屋さんの割引券が。
家から徒歩2分くらいの場所やったし、早速食べに。
今流行の古民家を改装した店で、どこが入り口か分からんかった。
玄関をガラガラって開けると、ついついいつもの癖で靴を脱ごうとする。
「そのままお上がりください」
って今なら普通に言えるけど、当時はそれが妙に新鮮でやれんかった。
今でも覚えとる。
客なんて誰一人おらんかったとに、暗い隅のほうの席に一人座った。
頼んだメニューも、その味に惹かれて会計の時にバイト募集してますかって聞いたことも、全部覚えとる。


賄には本当に気を使ってくれとった。
俺の勝手な休みにも嫌な顔一つせずにOKくれた。
食べにきたら、絶対なんか出してくれた。
誕生日にはドッキリでケーキを作ってくれた。
プレゼントもくれた。
社員ならまだしも、バイトの俺までも旅行に連れてってくれた。
錦帯橋に花見に行った。
夜中まで皆で騒いだ。
引越しの時には皆で手伝ってくれた。
皆でバドミントン大会もした。


もう『社員』って言うより『仲間』で、『職場』って言うより『たまり場』って表現の方がしっくりきてた。
相当かわいがってもらったし、本当にお世話になりました。
口数は少ないけど、本当に感謝してます。


卒業して広島の地を離れようとも、絶対にカレーの匂いにつられてまた訪れます。